2014年8月1日金曜日

水周りのトラブルと管理会社

私達家族が住んでいるのは1982年に建てられた、部屋数100戸以上からなるアパートです。

立地としては、ダウンタウンのど真ん中に位置しているので色々な所へのアクセスは抜群です。Walk Score という、住所を入れるとその生活圏内の便利さを評価するサイトによると、100点満点中98点と出てきます!
そして、
This location is a Walker's Paradise so daily errands do not require a car.
と書かれています。それぐらい立地は素晴らしいところで、実際私が住み始めて4ヶ月、その便利さがじわじわと実感に変わってきているところです!

ですが、敢えて難点を言えば、築年数です。
この住居、築年数で言えば32年です。

もちろん管理会社がきちんと管理してくれているので、窓掃除もしてくれますし、先月は各階にあるダストシュートのメンテナンスと清掃も入りました。また、夏の初めには花壇に新しい緑や花が植えられました。
部屋の中も、白塗りの壁と天井で清潔ですし、広々とした間どりも大変気に入っています。

とは言え、築年数の古さによる諸々の劣化は避けられません。
我が家は水周りのトラブルがありました。

・お風呂の蛇口の水漏れ
・台所の排水管の水漏れ
・台所の流しの下の棚板の劣化

まず、お風呂の蛇口の水漏れ。
入居当初はたまにポタ程度だった水漏れが、徐々にひどくなって、蛇口をしっかり締めても常にポタポタと水の落ちる音がするようになってしまいました。しかも、お湯の方が漏れ出るようで湯沸かし機が稼働している音が常に聞こえるようになり、それに気づいてしまうと気になってしまうほどの音でした。

また、台所の排水管の漏れは、流しの下の棚床にポタポタと水が落ちていました。こちらは、音はしないまでも、排水管から漏れ出る水滴が見えました。排水された水なので、洗剤も含む汚水が漏れていました。我が家の流しは二つに分かれているので、水漏れがする方は使わないことにしました。

そして、流しの下の棚板の劣化は、長年水漏れがしていたにもかかわらず、これまでの入居者は気付かなかったのか、故意に気づこうとしなかったのか分かりませんが、流しの下の棚床がかなり劣化しています。

私が住み始めてから2ヶ月経った5月の半ば、これからずっとこのトラブルと共生するのは限界と感じ、お風呂の水漏れについては水がもったいないと思ったので、管理会社に連絡しました。

連絡方法はメールで行い、すぐに自動返信メールで「あなたのメッセージをを受信しました。」という返事が来ます。

初めての連絡でしたので勝手が分からないのと、どちらかというのんびり気質があるカナダですのであまり期待せずに待っていようと思っていたところ、翌日、ドアをノックする音がして(呼び鈴は付いていません)「管理会社です。」とのこと。ドアを開けると「水漏れの連絡があったので見に来ました。」と言って、管理会社の男性二人が修理の男性一人を連れて、突然やってきました。

「もう来てくれたの!」という喜びよりも「事前に連絡なく来たの?」という思いの方が大きいながら、「ありがとう、お願いします。」と言って家の中に通しました。
我が家はトロントでも部屋の中では靴を脱いで生活していて、小さな子どももいて床をゴロゴロしているので、やっぱり土足では上がらないでほしいと思い、靴を脱いで下さいとお願いしました。
すると、管理会社の人一人と修理の男性だけ靴を脱いでバスルームに見に行き、残りの一人はドアの入り口で待ってました。

基本的に、郷に入りては…という考えで、出来るだけこちらの習慣に沿うように過ごしているので、靴を脱いでくださいとお願いするのは申し訳ないと思いました。でも、やっぱり外を歩き回っている靴で部屋の中を歩かれるのは嫌だなと思いながら、また一方で、モザイクカルチャーの街なので、それぞれの国の習慣も尊重されるかなとも思ったりしながら、帰り際に「靴を脱いでなんて面倒なことで申し訳ないけど、日本人は家の中で靴を脱ぐ習慣なもので。。。」と伝えると、管理会社の男性が「知ってますよ。外を色々歩いてきた靴ですからね。」と言って理解を示してれました。

その昔、子どもの頃、家族でオーストラリアに住んでいた時は、オーストラリアはこういうものだし、と思って自宅の中を土足で歩いても何も気にならなかったのに、大人になると衛生観念とかが変わるんだなぁと思いました。

バスルームと台所を一通り見て、「修理の道具を持って、また戻ってきます。」と言われました。同じアパートに住む日本人の方から、以前修理を頼んだ時に戻ってくるって言って全然戻ってこなかった、と聞いていたので、「どのくらいで戻ってきますか?娘のDay Careのお迎えがあるので。」と訊ねると、「正確には分かりませんが、でも、合鍵を持ってるので大丈夫です。」と言われました。

「えっ?いやいや、そっちは大丈夫でも、こっちは大丈夫じゃないですから!!!」と思いながら、そういうやり方なのかなと思って、分かったわ、と返事をしました。
結局、私が家に居る間に戻ってきて修理してくれたので良かったです。

修理の方は、お風呂は水道のハンドルの交換と蛇口のつけ直しを、台所の排水管は部品を交換してくれたようで、この時点では一件落着しました。ただ、流し下の棚板に関しては別な修理なので、また連絡します、とのことでした。

これで、お風呂の水漏れと湯沸かし機の音がなくなり、台所も流しが両方使えるようになり、少し日常が快適になりました。

また、管理会社の対応が早いのも分かり良かったです。

ただこの水周りのトラブルの話、1回では書ききれないので、続編を次回書きます。


蛇足ですが、我が家のシャワーは、入居当初はシャワーヘッドが壁に固定されたタイプでした。ですが、小さな子どもがいるのでホースで壁から外れる方が使い勝手が良いので、シャワーヘッドを付け替えました。
付け替えたシャワーヘッド。
シャワーヘッドの交換はとても簡単で、近所にあるCanadian Tire というお店で買って来て取りつけました。また、シャワーの後ろにあるラックも一緒に買ってきて取りつけました。

このお店、タイヤと名前についているので自動車関連のお店かと思いがちですが、生活用品からアウトドア用品、ガーデニング用品等を扱っている、とても便利なお店です。



本日もご訪問ありがとうございました。コメント、感想など頂けると大変嬉しいです。

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